漫画『ブラック・ジャック』

元祖天才外科医

医療を扱った作品というのは媒体を問わずに沢山存在していますが、おそらく多くの人が医療作品と聞いた時に最初にイメージするのはこの作品ではないでしょうか?
漫画の神様と呼ばれる手塚治虫先生によって描かれた作品、「ブラック・ジャック」についてここでは紹介します。
ブラック・ジャックの内容については、説明するまでもなく知っている人がやはり多いでしょうか。

この作品はブラックジャックと呼ばれる天才外科医である主人公が、様々な難病の治療を行う、というものです。
手塚治虫先生が医学に通じていた、ということもあり、比較的リアルな描写があることなどから、子供の頃に読んで気分が悪くなってしまった人も少なからずいるのではないでしょうか。
治療することになる病気や怪我の内容というのは様々で、実際に起こるようなものもあれば、架空のものもありました。
この「現実」と「フィクション」とのバランスが非常に優れており、客観的にみると「そんなことはないだろう」と思えるものでも、この作品のなかではそうなのだ、ということに説得力があったのが特徴だと言えます。

さらに登場するキャラクター達も非常に個性豊かで、これが物語に引きこませる大きな要因となっていました。
では、そんなキャラクターについても何人か紹介します。

個性的なキャラクター

キャラクターとして一人目に紹介するのは、何と言っても主人公である「ブラックジャック」です。
ブラックジャックというのはあくまでも通称であり、本当の名前は「間黒男」といいます。
無免許で高額な診療報酬を取るものの、世界一の腕を誇るとまで言われる外科技術を持っており、世界からどうしても命を救ってほしいという人が訪れる、という設定になっています。
ただ、この診療報酬に関しては必ず高額というわけではなく、ブラックジャックは情に厚い人物であるため、世話になった人の治療や、子供の治療に関しては実質無料のようなものを提示することもあります。
(子供が相手の場合にはかざぐるま1つで母親の手術をするような回もありました。)

幼いころに不発弾の事故によって自身の体の大部分と母親を失っており、この不発弾事故に絡んでいると思われる4人の人物に対して復讐する、というのが裏ストーリーとなっていました。
完結までに2人に対しては復讐を行っています。

もう一人、裏の医師として登場するのが「ドクターキリコ」です。
こちらは、もう手の施しようがないような患者が来た場合に、安楽死をさせる、という医者として描かれました。
ただ、外科医としての技術も優れており、救うことが出来る人に対しては全力で手術をする、という一面も持っています。
命に対する考え方でブラックジャックと対立します。

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