漫画『Dr.コトー診療所』

孤島診療を描く作品

日本という国は、4つの大きな島と、無数の小さな島によって構成されている列島です。
この地理的な要因から、孤島というのは様々なことについて不利な部分がある、というのはみなさんもご存知の通りでしょう。
今回紹介する医療作品はそんな孤島における医療というものについて描いている作品です、これだけで、どの作品のことか分かる人も多いのではないでしょうか?
山田貴敏先生による『Dr.コトー診療所』について紹介します。

この作品もドラマ化がされており、そちらからはいった人も多いのではないでしょうか?
私はこの漫画については原作を先に読んでいましたが、ドラマ版も楽しく視聴させてもらいました。
演技はもちろんのこと、中島みゆきさんの主題歌は今でもお気に入りで、思い出しては聞いている次第です。
閑話休題、ではどのような物語となっているのか、ということについて簡単に紹介します。

主人公は五島健助という医師です。
やはりこの漫画も医師漫画にはよくあるパターンで、主人公は他の医師よりも優れた医療の腕を持っています。
この主人公も例外ではなく良い腕を持っており、元々は東京の大学付属病院に勤務していたものの、今は離島の診療所で診療をしている、というのが話のスタート地点です。

この離島というのが厄介で、ムラ社会というのでしょうか、よそ者に対してなかなか厳しい態度を取るのです。
現実でも秋田のある村では診療所に来る先生が次々に嫌がらせを受けてやめてしまい、医師不在になっている、というニュースがありました。
医師にとって現地の住人と馴染むというのも重要な仕事の1つですが、患者さんの方が心を開いてくれないというのは厳しい面があるのは同じです。
この漫画においてはこれにも理由があり、元々その診療所に来る医師がみんなロクな医師ではなかった、という経験から島民の方もイヤになってしまっていた、という顛末です。

登場人物

では、この漫画の登場人物について少しだけ紹介していきましょう。
主人公は前述の通り優秀な医師ではあるのですが、人間としては少しなよなよとした印象があるのが特徴です。
それでも医師としての腕だけは良いので、次第に信頼されていくことになる、というわけですね。
この人物は24歳ということになっているのですが、実際には24歳では医師になることは出来ません、ちょっと設定が甘かったかな?と思うポイントですが、それほど重要ではないのでいいでしょう。

もう一人として紹介するのは看護師の星野彩佳です。
主人公よりも先に離島に派遣されてきた看護師で、五島とは違って何でも口にしてしまう気の強い女性として描かれています。
無茶をしがちな主人公を上手くサポートする役回りを演じてくれます。

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