整形で明るい人生を

ある日無料カウンセリングにこれれたクライエント。
仮にA子さんとします。
彼女は20代前半で母親と一緒にカウンセリングにこられました。
母親はどうやら娘さんの整形を全面的に受け入れてるように思えない見た目にも
厳しい顔をされていて、娘さんのもこれから人生を謳歌するであろう年頃なのに
どこか影のある暗い感じを受けました。

「どうされましたか?」と聞くと彼女は「綺麗になりたいんです・・・」
とボソッとうつむきながら一言。
そして「AKBの板野みたいにしてほしい」と。
AKBが注目されるようになってからはこういう注文が多く、
男性の方でも「AKBの○○みたいに!」と整形される方もいます。

最近はファッション感覚で気軽に整形を受ける人も多くいるのですが、
今回のケースは彼女の雰囲気を拝見してると何か深い事情でもあるように思えました。
「どうして整形を受けようと思ったの?」と聞くと母親が
「小さい頃からずっとイジメにあってて、イジメにあうのは顔のせいだと言うもんで・・・」
じっくり話しを聞いてみると小学校の低学年まではとても明るい友達もいっぱいいる
子供だったらしく、高学年になってから友達に無視をされるようになり、
最初は数人だったのが卒業する頃にはほぼクラス全員が無視をし、
言われぬ暴言をはかれ、他にも影で色々辛いいじめにあったというのです。
中学生になれば多少は今の状況より良くなるかもしれないという希望を
持って行ってみたものの状況は変わらなかったそうで、
入学して1ヶ月経たずに不登校になり今にいたってるということでした。

「今までとくに好きなものもなく無気力だったんですけどAKBを好きになってからは
口もきかずずっと部屋の中に閉じこもり君だったのが少しづつですが
会話もしれくれるようになって・・・」と目を潤ませながら語る母親。
「ただ・・・私は今のままでいいと思うんです。
顔のせいといってますが親ばかかもしれませんが私は十分可愛いと思ってますし・・・」
と娘さんの顔を見つめながらなんとか娘さんに整形させるのを辞めさせようとする気持ちが
ひしひしと伝わってきました。
「でも、私は整形して人生変えたい・・・」と
娘さんの決意はかなり強いらしく引く気配はありません。

結局、本人の意思が強く、母親は反対してるものの父親のほうは
「娘が元気になるなら」と承諾してることもあり手術をすることになりました。
本人の希望は「AKBの板野みたいに・・・」とのことでしたが、
予算や骨格的なことを考えると近い感じにはなりますが、
本人そっくりにはなれません(まぁだいたいの手術がそうですが)
そこも了承してもらった上での手術。

手術をして1ヶ月後、顔の腫れも引いて彼女はとても綺麗になりました。
とはいえ母親の言ってた通り手術前の顔も可愛い顔をされてました。
私個人は(前の顔も十分可愛かったな)と少し複雑な気持ちですが、
本人はとても喜んでくれたのと雰囲気もかなり明るくなっていらっしゃったので、
これから彼女の人生が輝かしくなることを祈るばかりです。

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