広島大好き!整形外科医の日記

私は広島に住んでいる整形外科医です。
はっきりいって仕事はものすごく忙しいです。
でも私はこの広島の街や整形外科医という仕事にとてもやりがいを持っています。
今や私の生きがいと言っていいかもしれません。
僕は小さなころからこの広島の街で育ちました。
特に都会でもなく普通の田舎町ですが、私にとっては唯一無二の大好きな街です。
ですからずっとこの町で仕事がしたのです。

この広島の街にもプロ野球の球団があります。
僕ももちろんプロ野球が大好きです。
ファンはもちろん広島カープです。
確かに広島カープはあまりお金持ちの球団ではありませんし、
チームもはっきり言って弱いです。
でも僕は幼いころからこのチームを見続けているので
これからもファンをやめるつもりはありません。

それに僕は整形外科医です。
もちろんスポーツ選手が僕の病院に患者さんとして来られることもあります。
カープの選手が来ることは無いのですが、
それでも野球をやっている高校生とか中学生も良くきます。
そんなときはだいたい広島カープの話をしてしまいますね。
皆この町が大好きなんです。
それからこの町は割と腰痛の人が多いように思います。
いえ、この町だけではないかもしれませんが、
最近よく腰痛患者の方が来られて悩んでいらっしゃるのです。

この前こんな会話をしました。
私「ああ、お父さん、こりゃ完全に腰痛ですで。
なんぞ激しいスポーツでもやりましたんかいな?」

患者さん「そやで。たまらんのう、腰痛ちゅんは。
わしは小さいころからがんぼじゃけんのう。
今日もがんぼして野球しながらヘッドスライディングしてしもうたんですわ。
ほんならもろにキャッチャーに腰を踏まれてのぅ。この有様ですわ」

私「そりゃ難儀しましたのう。でも気をつけんとあきませんで。
湿布を出しときますんでゆっくり養生してつかあさい」

患者さん「先生、そんなんじゃ困りますがな!
湿布だけで治るんならわざわざ先生のところにきやしませんわ。
ワイはすぐにでもこの腰痛を治して欲しいんじゃけどのう。」

私「あののう、勘違いしてもろうたら困りますで。
医者は神様でも仏様でもないんじゃ。しょせん人間ですけえのう。
すぐに治せ言われても無理なもんは無理なんや。
ゆっくり時間をかけて腰に負担をかけないような生活をせんと治るもんも治りませんがな。」

患者さん「ありゃ、やっぱりそうですかいな。
やっぱりどこのセンセもおんなじこと言うのう。そんな都合よくしませんわな。
だけどセンセ。センセだけですで。
ここまで面と向かって無理なものは無理といわはったんわ。
センセだけやで。センセはっきり言うてもろてありがとうございます。
そうせんといつまでも未練がましくすぐに治してくれる医者を探すことになっとりましたわ。
センセは信用できるのう。これからもよろしくたのんますで」

私「了解しましたわ。あんたみたいな患者さんはわしくらいしか診きれんけんのう。
何かおかしなことがあったらすぐくるんで」

こんな話をよくしています。
整形外科医も案外楽じゃないですけど私は楽しいです。

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